【エンジニア講座】業務分析の必要性とコンサルティングツールの活用例

外資系コンサルマン

ハニ太郎

こんにちは、ハニ太郎です♪

要件通りにシステムを開発したのに・・・

「顧客から不満の声が聞こえる」

「システムがあまり利用されていない」

といった経験をしたことはありませんか?

そういったことが起きてしまう原因は、業務分析がしっかりと行われていないからに他なりません。

ハニ太郎

そのような現状を踏まえ今回の記事では、業務分析の必要性と具体的にどのように分析を行うのかについて解説していきたいと思います。

業務分析の必要性

考える人

業務分析とは、システム化を行おうとしている対象業務の現状を分析することです。

では、なぜ対象業務の現状を分析しなければならないのでしょうか?

それは、導入するシステムが現状業務の問題を解決するものでなくてはならないからです。

基本情報技術者試験などで経営戦略について問われるのはこれが理由となります。

システム構築においてほとんどの場合は顧客からシステム要件が提出されます。

しかし、システム化要件を導出する顧客がシステム開発に詳しい人間でなければ、要件は現状業務の問題を解決できるものと乖離する可能性が高くなってしまいます。

 

そこで重要となるのが、ITを武器にソリューションを構築するプロであるSEによる業務分析なのです。

そもそもの目的に立ち戻り、現状業務の問題を洗い出すことで適切なシステム化要件を導き出すことができ、顧客の満足度も高まることでしょう。

信頼されるSEになるためにも、業務分析のスキルは身につけておくことをオススメします。

システム化戦略のアプローチ方法

ゲッツ

情報システムを構築する際は、システムありきで企画をするわけではありません。

まず、システム化戦略を策定する必要があります。

では、どのようにシステム化戦略を策定すれば良いのでしょうか?

 

企業には理念やビジョンが存在します。

ビジョンを実現するための戦略もまた存在します。

その戦略を下支えするように情報システムを構築するのです。

アプローチ方法としては「トップダウンアプローチ」と「ボトムアップアプローチ」があります。

これらをまとめたのが以下の図。

ビジョン・戦略・システムの関係性

それでは、「トップダウンアプローチ」と「ボトムアップアプローチ」それぞれについて詳しく見ていきましょう。

トップダウンアプローチ

トップダウンアプローチとは、ビジョンから戦略に落とす際にITを武器に戦略を策定する方法です。

トップダウンで戦略を策定した場合、業務と融合せず従業員が苦しむことがあるかもしれません。

なので、戦略が従業員にとって無理のない現実的な業務となるよう分析する必要があります。

ボトムアップアプローチ

ボトムアップアプローチとは、現在すでに存在するビジョンと戦略からその実現を阻害している原因を探り、ITを用いて改善する方法です。

現場からは業務プロセスの視点でのニーズが主となるため、ビジョンや戦略とのズレが想定される。

しかし、現場のニーズというのは業務の問題をよく表しているため重要な意見となります。

 

これらを踏まえてどちらのアプローチが良いという訳ではないと言えます。

重要なのは、双方のアプローチの結果得られた情報を取捨選択し、優先度をつけることです。

ビジョンの実現と現場のニーズを汲み取った情報システムの構築を心掛けましょう。

コンサルティングツール

コンサルティングツールとは、現状業務の分析や戦略策定の際に使用する分析ツールです。

企業のビジョンや戦略を検討するにあたり、論理的に分析を行うためにはコンサルティングツールが有用と言えます。

コンサルティングツールを使用することで漏れなくダブりなく分析することができるからです。

なお、今回の記事では全てのツールを紹介しきれないため、興味のある方は専門書をご覧になってみてください。

筆者のオススメする書籍を載せておきます。

それでは、よく用いられるコンサルティングツールを下記で紹介していきたいと思います。

3C分析

「3C」とは、市場(Customer)、競合(Competitor)、自社(Corporation)の3つの視点で戦略を立案するツールです。

この分析では、市場と競合から自社の成功要因を分析し、自社の現状とのギャップから市場にどのように打って出るかを検討し、ビジョンや戦略を導き出します。

以下にどういったことを分析すべきかまとめた図を載せておきます。

3C分析

注意
3C分析は、現状分析のためのツールではなく具体的なアクションを導き出すために用いる。

自社の状況を抽出できたら、市場や競合に対する成功要因から自社の具体的なアクションを導き出すようにしましょう。

SWOT分析

「SWOT分析」とは、事業を取り巻く現状を自社の強み(Strength)、弱み(Weakness)といった内部要因と、市場や顧客獲得の機会(Opportunity)、脅威(Threat)といった外部要因をもとに分析し、戦略を立案するためのツールです。

SWOT分析を行う際は、はじめに企業のビジョンが明確である必要があります。

その上でビジョンを達成させるにあたり現状をSWOT項目として抽出するのです。

抽出する際は、以下の図のようにそれぞれの項目を箇条書きしていきます。

SWOT分析

重要なのは、ビジョンを達成することが可能でかつ効果が見込める現実的な戦略を導き出すことです。

注意
現状を分析することにとどまらないように注意しましょう。

他にも様々なコンサルティングツールが存在するので、是非ものにしてみてください。

思考のショートカットに役立つことでしょう。

おわりに

ハニ太郎

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました♪

ここまでの内容を理解で終わらせず、実践に移してみましょう!!!

きっとあなたの役に立つスキルとなるはずです^^

コメントを残す