ハニ太郎
はじめに断っておきますが、私はニューヨークという街が大大大好きです。
また、留学先としてニューヨークを選んで心底良かったと思っています。
それでも今回の記事を書くのは、ある方にとって留学先としてのニューヨークは不幸な結果を招いてしまう恐れがあると考えているからです。
どういうことか?
結論から申し上げますと、
英語学習を留学の第一目的としている方にはニューヨークはあまりオススメできません。
今回の記事では、その理由について経験者目線でお話させていただきたいと思います。
目次
留学の目的について考え直そう
そもそもあなたの留学の目的は何でしょうか?
英語力を伸ばすことでしょうか?
異文化交流を通じて視野を広げることでしょうか?
他にも留学の目的は様々かと思います。
ただ、どんな目的であれ目的を実現するための留学先選びは慎重に行うことをオススメします。
そして今回の記事は、あくまで留学の第一目的が英語学習であるという方に向けたアドバイス。
その点をしっかり頭に入れた上で読み進めていただけたら幸いです。
留学先としてニューヨークをオススメできない5つの理由
さて、ここからが本題。
英語学習者に留学先としてニューヨークをオススメできない理由は以下の5つになります。
- 様々な言語が話されている
- 留学生の英語学習に対するモチベーションが低い
- 日本人がけっこう多い
- 日本人向けのサイトが豊富
- 誘惑が多過ぎる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
①様々な言語が話されている
「人種のるつぼ」と呼ばれるニューヨーク。
その言葉通り、様々な人種の方がニューヨークには住んでおります。
それに伴い話されている言語もけっこう疎らです。
つまり、ニューヨークは英語の学習環境としては適していないと言えるでしょう。
また、お互いにお互いの言語ばかりを話すせいか、お世辞にも英語のレベルは高いとは言えません。
(ネイティブはもちろん上手です笑)
私が言えた話ではありませんが、文法なども割とめちゃくちゃだったりします。
正しい英語を学ぶのであれば、おそらくもっと良い環境があるはずです。
②留学生の英語学習に対するモチベーションが低い
これは「ビザ」が主な原因です。
簡単に説明すると、ニューヨークで働きたいのに就労ビザが降りないという方が比較的容易に取得可能な学生ビザを更新しつつ就労ビザ取得の機会を伺っているというのが現状。
つまり、英語学習のためではなくニューヨークで就労するために仕方なく語学学校に通っているという学生もそこそこいるのです。
そういった現状に文句を言っても仕方がないので、それが嫌な方は他の国や都市を選びましょう。
③日本人がけっこう多い
はい、日本人・・・けっこう多いです。
日本では会えないような面白い日本人と繋がることができるので私個人としては魅力的。
しかし、日本語が通じる日本人が多いことは英語を学ぶ上ではデメリットと言わざるを得ません。
日本人コミュニティの居心地の良さに浸っていては英語力は伸び悩むことでしょう。
(自制できれば問題はありませんが)
④日本人向けのサイトが豊富
上記③と似ているのですが、日本人が多いことから日本人向けのサイトや情報が豊富に揃っています。
調べようと思えば日本語で調べることが可能です。
これはとても便利な反面、英語力の向上には支障をきたすことでしょう。
苦労した方が英語は伸びますから。
⑤誘惑が多過ぎる
どういうことか?
「ニューヨークは楽し過ぎる!」ということです笑
英語力を上達させるためには語学学校以外での学習も必要不可欠でしょう。
しかし、自習の時間が本当に勿体無いと思わせてしまうほどの魅力がニューヨークにはあります。
ただ、この点は英語が上手な外国人と一緒に遊べば良いだけの話なのでさほど問題ではないです。
上手に遊びつつ英語も学ぶスタイルですね。
アメリカ留学自体おすすめできない!?
本章はニューヨークに限らずアメリカ全体に言えることになります。
何かというと”移住”の問題です。
留学先として長い間滞在すると少なからずその地域に愛着を持つようになることでしょう。
私も御多分に洩れずその内の一人。
しかしアメリカの場合、留学後にその地域に長いこと住みたいと思っても難しいのが現実です。
ビザの取得やアメリカ事情に詳しくないとその野望は潰えてしまうでしょう。
なお、アメリカ移住のことに関しては以下の記事を参考にしてみてください。
参考 アメリカ移住する前に知っておくべき19の事実SEARCHENGINETHEORYきっとあなたの役に立つはずです!
おわりに
ハニ太郎
ここまでニューヨークを留学先としてオススメできない理由について述べてきました。
もしかしたらお気付きの方もいらっしゃるかとは思いますが、裏を返せば他の目的で留学に来る日本人からしたらニューヨークは天国のような街です。
また、環境自体は良いとは言えませんが英語を学ぼうという気があれば十分学ぶことができます。
今回の記事はあくまで参考のしつつ、あなたに相応しい留学先をしっかり考えてみてください。
あなたの留学が良いものとなりますように♪