ハニ太郎
先日、ボストン美術館に行ってきました。
本記事では、その経験に基づきボストン美術館について解説していきたいと思います。
ボストン美術館の基本情報
メトロポリタン美術館、シカゴ美術館と並びアメリカ三代美術館の一つに数えられるボストン美術館。
1870年に設立された歴史ある美術館です。
また、ボストン美術館は日本との関わりも深く日本の美術品が多数展示されています。
ボストンの中心地から電車で15分程度の好立地に位置しているためアクセスしやすいです。
なお、営業時間は以下。
水・木・金 | 10:00~22:00 |
土〜火 | 10:00~17:00 |
ボストン美術館のコレクション数は膨大なため、スケジュールに余裕のある方は営業時間が長い水木金のどこかで行くのがおすすめです。
また、基本は毎日営業しておりますが祝日にはやっていないこともあるためこちらで事前に確認しておきましょう。
ボストン美術館の入場料は無料って本当!?
さて、入場料についてです。
ボストン美術館の入場料は以下。
大人 | $25 |
学生 | $23 |
シニア(65歳~) | $23 |
「えっ有料じゃん!」と思われた方・・・
水曜日の16時以降は無料なので安心してください。
なので、なるべく節約したいという方は水曜日の16時以降にボストン美術館へ行きましょう。
ボストン美術館の見どころ
さて、本章ではボストン美術館の見どころについて解説していきたいと思います。
ボストン美術館の見どころは大きく分けると以下。
- ヨーロッパ美術
- アメリカ美術
- アジア美術
- 古代美術
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ヨーロッパ美術
日本でも人気の高いヨーロッパ絵画がたくさん展示されていました。
こちらはモネの『ラ・ジャポネーズ』
奥さんに日本の着物を着せた姿を描いたもの。
モネは日本美術を愛していたとも言われています。
他にもモネ作品が多数展示されていました。
これが全て同じ部屋にあるという・・・
あまりにも贅沢な空間ですね。
お次はゴッホの『ペイルレ渓谷』
フランスの病院に入院していた頃に描いた作品。
こちらも同じくゴッホの
『ルーラン夫人ゆりかごを揺らす女』
他にもゴッホ作品がいくつか展示されていました。
お次はルノワールの『プージヴァルのダンス』
この作品を見ると心が躍りますね♪(私だけ?笑)
こちらはセザンヌの
『赤い肘かけ椅子のセザンヌ夫人』
セザンヌといえば近代絵画の父。
のちの20世紀絵画の先取りをした人物です。
こちらはゴーギャンの最高傑作『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』
ゴーギャンの世界観が現れている作品。
我々人間について考えさせられる作品ですね。
同じ部屋にドガの『バレリーナ』も。
こちらはターナーの『奴隷船』
1781年のゾング号事件を題材にしています。
この絵のインパクトがあまりに強かったためしばらく見入ってしまいました。
こちらはミレーの代表作『種まく人』
聖書を題材に農民を描いています。
こちらはルーベンスの『犠牲』
イエス・キリストが十字架に架けられるまでの人々の様子を表しています。
こちらはエル・グレコの作品。
同じ部屋に他のグレコ作品も展示されていました。
アメリカ美術
アメリカ独立から20世紀中頃までのアメリカ美術が展示されています。
こちらはサリーの描いたジョージワシントン。
実物はかなりの大きさでした。
アメリカ絵画がたくさんですね・・・
こちらはサージェントの
『エドワード・D・ボイトの娘たち』
サージェントの4姉妹を描いています。
こちらは『Oak Hill Room』
素敵なお部屋が他にもいくつか。
3階にはアメリカ近代美術品が展示されていました。
こちらはジャクソン・ポロックの作品。
同じ部屋にはピカソ作品も展示されていました。
アジア美術
こちらのエリアには主に仏像が展示されています。
中学高校で仏教系の学校に通っていたので懐かしい気持ちになりました。
こちらはガネーシャ像。
学問と商売繁盛の神様ですね。
(ガネーシャ様・・・恵みを。)
古代美術
こちらでは主にエジプト美術とギリシャ美術が展示されていました。
やはり・・・エジプト美術を見ていると遊戯王を連想してしまう私がいる笑
古代エジプト美術は見ていて飽きないですね。
こちらの部屋にはギリシャ美術が。
こちらはローマ帝国初代皇帝アウグストゥス。
おわりに
ハニ太郎
ボストン美術館はとても見どころが多いため、予めポイントを絞ってまわるのがおすすめです。
例えば、私の場合だとヨーロッパ絵画に目が無いのでそこに時間をかけました。
その辺は個人の自由ですので、自分の好きなように美術鑑賞を楽しんでください♪
本記事がその際の手助けとなれたら幸いです。